まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992014-05-11

なぜだか急に4時間サイクル発動。いやいや、今日はゆっくり寝なくちゃなんだってばー、と無理やり二度寝をして、2時間弱で起床。

ベックスの「オムレツカスクート」なるメニューで腹ごしらえ。カスクートっていうのはバゲットの一種らしいんだけど、ひどく硬くて、柔らかいオムレツとは激しくミスマッチ。リピートはないな。

東劇で3時からメトロポリタン・オペラのライブビューイング「ラ・ボエーム」。リアルタイムで観始めてから5シーズン目、アンコール上映も含めると8シーズン目になるので、同じ作品で別のプロダクションというのもそろそろ出始め、今回の「ラ・ボエーム」もそのひとつ。

歌舞伎とオペラはよく比較されるけど、一番違うのは、歌舞伎はオペラのように演出によってまったく別の作品であるかのように変化してしまうことは絶対ないということ。最近でこそコクーン歌舞伎のように古典に現代風のアレンジを加えた作品が出てきたものの、それでも「アレンジ」の範囲内だし、これからもそうであってほしい。対照的に、オペラのほうは時代設定や背景まで変わってしまうことも珍しくなく、カーテンコールで歌手には大喝采のあと、演出家には大ブーイングだったりもする。

その点、「ラ・ボエーム」はMETでも上映回数最多の人気作品だけあって、演出に大きな違いのない再演。ただ、ヒロインのミミ役が急病で、収録の前日に「蝶々夫人」の主役を務めたばかりのクリスティーヌ・オポライスが朝の電話での依頼を果敢に受けて代役。24時間以内に2つの役でMETにロールデビューするのは彼女が初めて。超特急でのリハーサルしかできなかったのに、まったくそれを感じさせないところがプロ。

でもさすがに状況が状況だから、一幕が終わったあとのインタビューは、彼女も恋人のロドルフォ役のヴィットーリオ・グリゴーロも、さらにインタビュアーのジョイス・ディドナートとまで、終始ウルトラハイテンションで面白かった。

最後はミミが死んでしまうと分かって観ていたのに、気がついたら涙していて、カーテンコールでのオポライスの感極まった様子にまた涙を誘われてしまった。

登場人物が多い作品なんだけど、特に魅力的だったのがムゼッタ役のスザンナ・フィリップス。彼女は次回作の「コシ・ファン・トゥッテ」にも出演するから、楽しみだわー。

帰りの電車で、ふと気付いた。観ている間、耳鳴りのことなんてすっかり忘れていたわー♪

北千住のスタバに寄り道をして、約3時間かけて和訳の見直しを終わらせた。ふぅ〜、とひと息ついたら、お腹がグー。それもそのはず、すでに21時を回っている。不思議なことに、作業中はちっとも空腹感がなかった。

こんな時間に食べるのはよくないんだけどなぁ、と思いながら、お米のご飯が食べたくてやよい軒に入ったら、こんな時間なのに小さい子もいる家族連れが多くてちょっとビックリ。日曜日だからかなぁ? 「彩御膳」でお腹いっぱい。

帰宅後、見直しの終わった和訳の修正をして、送信。すでに日付が変わって1時すぎ。これでようやく先月からの大型案件が片付いたー♪♪♪