夕べ寝付けなくてベッドの中で悶々としている間に、スマフォで検索してみたのが「耳鳴り、名医」。それでヒットしたとある病院は、脳神経外科でMRIより詳しい検査をし、原因を突き止めてくれるという。ぜひ行ってみよう、とそのために9時に起きて電話をしてみると、まず耳鼻科で診療してもらって下さいと。別の脳神経外科でMRIを撮ったことも説明したんだけど、それは関係ないと。ガックリ。
仕方がないので、ずいぶん前に行ったことがある耳鼻科の診察券を探し、発見。身支度を済ませ、朝のラジオ体操をしてから、4年ぶりの耳鼻科へ向かう。
以前はずいぶん混んでいたのに、幸いガラガラで、すぐに見てもらえた。耳鼻咽喉科というだけあって、相談したのは頭鳴りだけなのに、耳、鼻、喉をひととおり診療したあと、聴力検査室へ。
ヘッドホンをした状態で、音が聞こえたらブザーを押すという検査で、そもそも頭鳴りがしている状態でごく小さな音を聞き分けるのは緊張する作業で、そのせいか自分の鼓動がやけに大きく聞こえ、ますますヘッドホンからの小さな音を聞き逃しそうでしんどかった。
自分では耳の聞こえ方にまったく違和感がないのに、検査の結果、高音域がわずかに聞こえにくくなっているそうで、そのせいで高音域の耳鳴りがしていて、低音域が聞こえにくい人は低音域の耳鳴りがするとのこと。両方の耳で耳鳴りがしている結果、耳ではなく頭の中で鳴っていると感じる、という説明は脳神経外科で受けたのと同じだった。神経が興奮状態になり、存在しない音刺激を作り出してしまうという。興奮しているなんて自覚はゼロなんだけどなぁ。
椅子に座って下を向くように言われ、先生が私の首筋を触り、「こりゃあ耳鳴りもするさぁ」と。首筋のコリは耳鳴りの原因ではないものの、発症した耳鳴りを大きくしてしまうんだそうな。耳鳴りが完全になくなることはなく、いかに小さくできるかという治療法しかないという。「頚性耳鳴」との診断が出て、末梢神経の働きを助ける薬と、血行を良くする薬と、筋肉のこわばりを改善する薬の3種類を処方され、2週間服用し、効果がないようであれば別の薬を試してみるとのことだった。高音域が聞こえにくくなっている原因は、ズバリ加齢。ああもう、2つの病院で合計4人の先生から「年のせい」と言われ続けて、事実には違いないけど、気が滅入るわ〜。
花粉症はないって言ったのに、「でもちょっと詰まってるからやってって」とネブライザーの指示。2種類の薬剤の入った蒸気を順番に鼻から吸入するこれ、苦手なんだぁ。
薬局で薬を受け取り、ツタヤでDVDを返却し、健診の予約をすっかり忘れていた歯科に「萩の月」持参でお詫びに伺い、あらためて予約を済ませ、スタバでひと休み。病院回りで鬱々したから、ABCマートでスケッチャーズのはきやすいスリッポンを買っちゃったー ^^;