まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992013-02-25

今月は演舞場で歌舞伎の上演がなく、代わりというわけじゃないけども、日生劇場染五郎が舞台復帰の公演がある。発売日をかなり過ぎてから、そういえば、と思い出し、左團次さんもご出演なのでチケットを取った。

11時の開演に余裕をもって劇場に到着。席につこうとしたら、ちょうど隣りの方もいらしたところで、これが以前、金毘羅歌舞伎にご一緒させて頂いた方だったのでビックリ。偶然に劇場でお会いしたことは何度かあるものの、お隣りだなんて。

幸四郎がひとりで出て染五郎も無事に復帰し云々と口上のあと、染五郎福助の「吉野山」。怪我の影響をまったく感じさせないキビキビした動き。

いつもの「魚屋宗五郎」の前に「弁天堂」がつく「新皿屋舗月雨暈」では、宗五郎の妹おつたと妻おはまを福助が二役で演じる。演じ分けなくちゃ、という気持ちが強すぎるのか、おはまのほうがちょっと気負いすぎて不自然に感じた。お小姓役の児太郎クン、台詞が一本調子で硬いなぁ。まだまだ19歳。がんばれー。

染五郎が演じる短気な殿様がおつたをなぶり殺しにする場面が凄惨で、あとで宗五郎に百両を渡して詫びを入れると分かっていても、宗五郎がこの場面を自分の目で見ていたら、金の包みを叩き返すんじゃないかと思うぐらい。染五郎には仁左衛門が手がけてきた数々の「色悪」を極めてほしいなぁ。

帰宅後、まず最近の案件の請求書を作成し、そのあと確定申告の準備の続き。請求書を通帳と照合して入金日を記録していく。その結果、困ったことに、大型案件がひとつ未入金。請求書を英語で作成し、外国のクライアントから直接入金されるはずだったんだけど。ううむ。入金の確認を普段まったくしてないからなぁ。問い合わせしなくちゃ。すでに午前3時すぎ。今日はここまで。