まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992010-09-08

朝まで仕事をした後、一睡もしないまま8時半すぎの電車に乗る。もう通勤ラッシュのピークはすぎているので、車内は比較的空いている。あいにくの雨。台風が近づいているらしい。

大手町で半蔵門線に乗り換え、清澄白河で下車。「深川いっぷく」という小さなカフェに向かう。ここに来るのは2回目。初めて訪れたのは2008年11月の末。厚紙でポーチを織るというワークショップだった。今日もその同じシリーズのワークショップで、ブンデンローゼンゴン織りに挑戦。手織り教室で以前サンタクロースのタペストリーを作った「ラヌー織り」と似ているようなのだけれど、やはりどこかが違うらしい。それを確かめたくて参加申込をした。もともと定員数が少ないところを受け付けてもらったので、多少忙しくても安易にキャンセルするわけにいかなかったのよね。

普通の織り機ではなく、オリジナルの木枠を使って織る。正方形の枠の上下にパチンコ台のように釘が打ってあって、その釘に引っ掛けるようにしながら経糸を張る。平織りならこれだけでOK。でもブンデンローゼンゴンは綜絖を使うので、どうするのかと思っていたら、箸と糸で代用するとのこと。事前に同じ長さの輪にした糸をたくさん用意しておいて、その糸で経糸を吊り、箸に引っ掛けていくだけで綜絖ができてしまう。すごい工夫!

さらにビックリしたのが横糸を巻く杼(ヒ)という道具で、手織り教室で最初にもらったプラスチック製の杼が使いやすくて、でも今ではもう生産中止で手に入らないときき、ユザワヤなどの手芸店で探しても形の違う竹製の杼しか見つからず、あきらめていたのに、意外にも釣具店で入手できるとのこと。網を補修するための道具がまさに杼と同じ形。プラスチック製。手織り教室の先生にも教えてあげようっと。

経糸を張り終え、地色となる黒の横糸を4つの杼に巻き、ひととおり説明を受けたらあとは単純作業。途中からピンクの糸で模様を入れ、さらに緑でチューリップの茎と葉まで終わったところで時間切れ。3時間は短いわ〜。

来週との2回コースなので、木枠はそれまで貸して頂くことになり、大きなビニール袋に入れてもらって駅まで戻り、帰りの車内で携帯にメールの着信があったことに気づく。新しい案件の打診。急いで返信したのだけれど、先方も相当急いでいたようで、ワークショップの間に届いたメールだったから、すでにクライアントに断りの連絡を入れてしまったとのこと。申し訳なかった。でも正直なところ、手持ちの案件で手一杯だったから、助かった〜。

深川では小雨だったのに、ものすごい暴風雨。傘をさしていても雨脚が強く風の方向も定まらなくて、自宅にたどり着くまでに腿から下がずぶ濡れで、脱いだズボンはそのまま洗濯機へ直行。バッグの中まで雨がしみて、大事なほぼ日手帳の端っこがシワシワに! ショック!

すぐに仕事を始め、午前3時すぎまでかかって、ようやく1つめの書類の和訳が終わった。ふぅ〜。お風呂でリラックスして、42時間ぶりにベッドへ (^^ゞ