まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

まさかこんなことになるとは!

国立駅のホームに着いたら、中央線が運転見合わせ中。えええ。でも終電まで余裕があるから気長に待つことにして、11時近くにようやく来た東京行きの快速に乗る。ところがいっこうに動かない。東京から立川まですべての駅に電車が停止していて、繰り合わせながら1本ずつ動かしていくから相当時間がかかるという。やっと動いて西国分寺武蔵野線西武線の振替運転の案内があったけど、この遅い時間帯に不慣れな路線に乗り換えて終電に間に合わなかったら途方に暮れてしまう。このまま中央線に乗っていればとにかく御茶ノ水までは行けるのだから、あとはもうタクシーで帰るしかないかぁ。… と考えていると、山手線も人身事故で運転見合わせ中とのアナウンス。いったい何が?!

国立からわずか2駅の国分寺で日付が変わってしまい、12時半もすぎ、45分すぎにようやく発車。東小金井を過ぎたあたりからようやく各駅ごとに足止めを食うことがなくなり、吉祥寺を目前に午前1時。そのまま順調に御茶ノ水 … とはいかず、高円寺で再び足止め。別のホームから出る各駅の方が早いから乗り換えるようにとアナウンスがあり、急いで乗り換えたら、千駄ヶ谷で停まってしまい、その間に快速に追い抜かれた! 乗り換えない方がよかったんじゃん!

驚いたのは、いつのまにか自分の乗った電車が終電に変わっていたこと。立川まで各駅に停車中って言っていたから後続の電車があるはずだったのに、どうなっちゃったんだ? いずれにしても、この電車に乗れたこと自体がラッキーだったらしい。

水道橋でまた停まり、ようやく御茶ノ水に到着した時点ですでに午前2時。ひとまずトイレに駆け込み、JR が乗合タクシーの手配をするというので指定の改札口へ。去年も踏切事故で山手線が止まって乗合タクシーで帰ったことがあり、その時はもうホームから改札まで埋め尽くすほどのすごい人だったのだけれど、今回は私が改札口に着いた時点で30人ほど。さらに幸いなことに、同じ沿線の男性3人に加えてもらい、比較的早くタクシーに乗ることができた。

ひとりが先に降り、次が私の番。車の道はよく分からないから駅前でいいと言ったら、「夜道は危ないよ」 と運転手さん。他の二人も 「どうぞどうぞ」 と言って下さるのだけれど、うまく説明ができないのよ〜。でも幸いなことに、駅に向かうにしても環七を通るとのことで、駅より手前で分かる場所に出た! 遠回りになることもなく、自宅の近くで降ろしてもらえてよかったぁ。

そんなこんなで家に着いたのは午前3時の数分前。思わぬ長旅となってしまった。でも同じ遅れでも反対方向の電車はひどい混雑だったのに、東京行きはガラガラでずっと座っていられたし、各駅に乗り換えたせいで時間はさらにロスしたものの、快速は冷房がきつくて寒かったのに各駅はそうでもなくて快適だったし、同じタクシーに乗り合わせた人たちが穏やかな人ばかりで車内がなごやかな雰囲気だったし、と悪いことばかりじゃなかった。