まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

美味しそうに撮れたでしょ?

maru992009-05-01

今日こそは早い時間に、と9時前に起きたら、9時を回った途端に銀行から電話。海外のクライアントからの送金確認。「いつもどおり翻訳収入ということでよろしいですか」 と送金の目的まできいてくる。海外からの送金なんてたくさんあるだろうに、1件1件こうやって確認しているのかしらん。何百万、何千万もの金額ならともかく。

ついあれやこれやと手間取って、家を出たのは11時ちょっと前。まずは大手町から三田線に乗り換え、板橋区役所前へ。駅名どおり駅から区役所に直行できる便利な立地。戸籍抄本を請求すると、本人確認書類の提示を求められた。足立区では保険証とクレジットカードや診察カード等の両方を出せばOKだったんだけど、板橋区ではそれじゃダメだって。ダメだと言われてもそれしかないんだから仕方がない。そうしたら、「2〜3質問させて頂きます」 と言うのでにわかに緊張。「お父様のお名前は?」 あ、そういう質問なわけね。これならスラスラ答えられる。「母方のお婆さまのお名前は?」 ん? なんだっけか? えっとえっと、あ、思い出した。危ない危ない。「あなたの出生地は?」 へっ? 生まれた病院のあった場所? 当時の我が家は、住所は豊島区だったけど板橋区や北区へも歩いて行き来のできる場所だったから、その3つの区のうちのどれかじゃないかと。そんな頼りない回答だったけどかろうじて合格。無事に抄本がもらえた。思ったよりは混んでなかった。

大手町まで戻って、丸の内線で銀座へ。交通会館のパスポートセンター。すごい人。まぁ、待つのは覚悟で来たんだから。まずは申請書に必要事項を記入して、整理券をもらう。銀行のように機械で発券されるのでなく、申請書と証明書類その他をざっと見て不足がないかどうか確認した上で番号札をくれる仕組み。写真の顔が少し小さいかもしれないと言われた。万が一の場合は撮り直しが必要とのこと。パスポートセンターの入り口前の写真コーナーは高いから、撮り直しになったらイヤだなぁ。

もらった番号札は716番。審査手続はようやく600番台に乗ったばかり。100人以上も待っているんじゃ相当時間がかかるだろうなぁ。しばらく立ちん坊で、やっと空いた席を確保し、持参した本を読みふける。窓口の数が多く処理の手際もよく、また時間が経つのを忘れるくらい本が面白かったこともあり、あれよあれよという間に自分の番。果たして写真は、「ギリギリ大丈夫でしょう」 とのこと。もし最終的に小さいと判断された場合は若干拡大するので画質が若干劣化する可能性もあるという。「これから10年使うことになる写真ですが、よろしいですか」 と念を入れてきかれると迷っちゃうなぁ。でもいいです。いろんな人に見せて回る写真じゃないもの。

無事に申請が終わったところへ、草津温泉にご一緒した方からメールが。予定していた韓国旅行が豚インフルエンザの影響で中止になりそうだとのこと。そういえば迂闊にもまったくその心配をしていなかった。6月初めの北欧は … 大丈夫だよねぇ?

交通会館を出て、松屋へ。ほぼ日で紹介されていた 「ミヒャエル・ゾーヴァ展」 を見る。ユーモアあふれる作品の数々。なかでも面白くてしばらくその場を動けなかったのがペンギンの絵。1匹が氷の上に寝ていて、その上にもう1匹が向き合って寝ていて、恋人同士らしいんだけど、お腹がじゃまして抱き合うことができないの。さらにそのままでいるためにはビミョーなバランスも要求される。2匹の隣でじっと見ている3匹めもいて、なんともいえない楽しい作品。この種の展示には珍しく、売店で彼が挿絵を書いた本を販売しているのに、その本を自由に読めるように読書スペースが併設されていた。インタビューの VTR で語られる製作過程のエピソードも興味深く、とても充実した企画だった。ただ、見ているうちに、お腹がグゥ〜。

銀座コアの 「つばめグリル」 でお腹の虫をやっつける。ランチにもれなくついてくるトマトのファルシー。色鮮やかで爽やか。和風ハンブルグステーキは、大根おろしがたっぷりついてくるのが好き。付け合せのベイクドポテトがまたいいんだよねぇ。隣のテーブルではポテトの皮をそっくり残していた。ああもったいない。このよく焼けた皮が美味しいのにぃ。

満腹になって松坂屋へ。もうすぐ I さんのバースデーなのでプレゼントを物色。具体的なアイデアがまったくない状態だったから、さぞ時間がかかると思いきや、ギフトショップですぐにこれならまずまずと思えるモノが見つかり、よかったよかった。

次は先日入れなかったカタログハウスのお店。ああ忙しい忙しい。すでに買うものは決めてあった。自転車でも風に飛ばされることがないという帽子と、ベリラックスのデスクスタンド。手織をしている時に、部屋の照明だけでは手元が暗いことがあり、机のスタンドを延ばしてみたり、クリップ式のスタンドをテーブルに取り付けてみたり、とあれこれ試してみたのだけれどイマイチうまくいかなくて、何かいい商品はないかなぁ、と探していたところ、見つけたのがコレ。思ったより重かったけど、すぐにでも使ってみたいので持って帰ることにする。「購入者プレゼント」 の選択肢6つの中に糸井さんの本が! 迷わずチョイス。

はぁぁぁ〜。これでやっと今日の用事はすべて終了。北千住のスタバでひと息ついて、横山秀夫 「ルパンの消息」 を読み終わった。ドラマで見てストーリーが分かっているのに、それでも十分に楽しめるなんて、ミステリー物では珍しい。

ようやく帰宅した時には、さすがにヘロヘロに疲れていた。今日はもう早寝しましょ〜。