まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

手織教室

台風は温帯低気圧に変わったものの、雨はまだ降り続いていて、雨雲レーダーでチェックしたところ、午前中よりは正午すぎのほうが小雨になりそうなので、いつもなら早めに出て外でランチを済ませるところ、ギリギリの時間まで家にいた。組み立てた手織り機「ユッタ」はムーミンの「ビッグマルシェバッグ」にすっぽり入り、肩にかけられるので傘を持っても邪魔にならない。風も弱まり、ごく普通の小雨程度。それでもひとりだけ悪天候を理由に欠席の連絡が入ったけれど、個人の判断だから仕方がない。

今日の手織教室は貸し会議室のほうで、予約した時間にはいつも鍵が開いているのに閉まったまま。そんなこと初めてで、台風のせいかもしれないとは思うものの、予約の確認メールにリンクされていた電話番号にかけても自動音声、しかも音が小さくて、スマホの音量を最大限に上げてもほとんど聞こえない。「お急ぎの方はメールで」って、普通は急いでいるときほど電話なんじゃ? と思いながらメールで事情を説明し、電話で連絡してほしいと書いたら、すぐにかかってきた。表の鍵が閉まっているときには奥の通用口から入れと。利用案内にその旨書いてあるって言うんだけど、あとで探したら、サイトからリンクで開く地図にごく小さく書き添えてあった。もう何度も利用していて場所は把握してるから、その都度、地図のリンクなんて開かないもの。そういう大事な情報はもっと目に付くように知らせてくれないと。早くいらした皆さんを雨の中でお待たせしてしまい申し訳なかった。

ユッタは、何度か試行錯誤した末に、赤と白の細めの毛糸を経糸に使い、緯糸には同じ細めの白と太い白の毛糸で試し織りを始めたばかりという状態で持参。前回、枠の下の部分をはずすことができる「櫛筬」と呼ばれるタイプのプラ筬を手放してしまったことをお伝えしたところ、先生が2つあるうちの1つを譲ってくださることになり、今日それを持ってきてくださった。ありがたいわー。サイズ的には、ユッタにも使えそう。ユッタとプラ筬の溝の幅を比べてみたら、プラ筬のほうが若干狭いみたい。まず簡易式のユッタで斜線織りの練習をして、うまくできるようになったら通常の織り機とプラ筬で本格的な斜線織りに挑戦できるかも。

織り終えたマス目の織地のほうは、横長のバッグにするほかに、2つに切って1つは巾着袋に、もう1つはポーチにするのもいいかも、ということで、織地を切る方法を教えていただいた。さて、横長のバッグか、巾着袋&ポーチか、どっちにしようかな。

帰宅後、東レ・パンパシオープンの大坂なおみ対サヴィルの試合。最初のゲームをなおみちゃんがキープし、次のゲームでサヴィルが 30-30 からゲームポイントを迎えた場面で、ショットを打った直後に悲鳴を上げ、うずくまってしまった。なおみちゃんが駆け寄り、トレーナーも呼ばれるが、結局そのまま棄権。試合時間はわずか7分。会場に詰めかけていたファンはガッカリしただろうなぁ。

「オリバーな犬」続編がスタート。ますます豪華な顔ぶれが次々に登場し、目が離せない。そしてやっぱり面白い!

 

織り終えた!

台風が居座っていて、今日も大荒れなので、自宅にこもり、手織に専念。その甲斐あって、最後まで織り終えることができた。なかなか経糸の最後までたどり着かないなぁ、と思いながら織っていたのだけれど、織り機からはずしてみたら、さもありなん。縦だと長すぎるから、もしバッグにするなら横長にするしかないかな。でもバッグに仕立てるには織地が薄すぎる気もする。接着芯を厚手にすればなんとかなるかしらん。

斜めがけのバッグにしたモノクロの織地と同じ織り方なんだけど、こちらの配色のほうが大きなマス目の中に小さなマス目が入っているのがよく分かる。織り終わりの端糸はヘムステッチで始末し、織り始めのほうの始末は明日の教室でするつもり。

無事に織り上がったので、ユッタのほうに経糸を張り、斜線織りを試してみたのだけれど、イマイチうまくいかなくて、要検討。

夜中になってもまだ雨風ともに強い。明日の手織教室、大丈夫かなぁ。

ユッタ

台風14号で大荒れ。昨日のうちに買い物を済ませておいて良かった。横殴りの雨がしばらく降ったと思うとやみ、またしばらくすると降り始め、途端に本降りとなり、またすぐやんで、また降り始める、の繰り返し。湿度が高くムシムシしているので窓を開けたくても、開けた途端に降り始め、吹き込んでくる。厄介な天気。

そんな状況なので自宅にこもり、手織を進める。せっせと手を動かしながら録画で見た「ボクらの時代」、村上淳さん、浅野忠信さん、オダギリジョーさんのトークがとても面白かった。そのあとは林田さんの OTTAVA Andante

夕方になって、amazon から配達完了のメールが届いていたことに気付く。ずっと在宅していたのに、インターホンを鳴らすこともなく宅配ボックスに入れて行ったらしい。でもまぁ、こんな悪天候の中、届けに来てくれただけでありがたい。というか、プライム会員になっているせいか、別に急いでいない場合でも「お急ぎ便」しか選択できないことが多いのよね。数日かかってもいいよ、という「ゆっくり便」も選べるようにしてほしい。悪天候なら先延ばししてくれていいぐらいだもの。

届いたのはこれ。組み立て式の手織り機。手持ちの織り機と違い、巻き取る機能がないので、マフラーのような長いものを織ることはできない。溝が刻まれている綜絖を傾けることで開口し、その溝に挟み込んだ経糸を随時はずして入れ替えることができる「オープンリード」と呼ばれるタイプ。この機能を使うと、斜線織りという独特な織り方ができる。オープンリードの織り機で代表的な「咲きおり」という商品は、中古でも1万5千円前後の値がついていて、斜線織りを試してみたいだけなのにわざわざその値段で2台めの織り機を買うのはちょっと、とためらっていたところ、ネットに表示される広告の中に見つけたのがこれで、3千円でお釣りが来ちゃうから、お試しにはピッタリ。

明後日の手織教室までに織り上げたいから、手織を進めるほうが優先順位が高いんだけど、でもやっぱり、組み立てたーい。

ネジを6箇所とめるだけで、ドライバーも不要。ごくごく簡単。上下の溝に挟み込む形で経糸を張り、手前に置いてある、上下の横木より細かい溝が入った綜絖を使って経糸を開口させる。シンプルな構造。糸を巻く杼も長短1本ずつ、緯糸を通したあとに揃えるための櫛と、緯糸を拾うための金属の棒(大きなとじ針のような形)と、織り上がった作品をタペストリーのように吊るすための横棒もついてこのお値段。素晴らしい! スイス生まれの「ユッタ」という商品で40cm幅。いい買い物したわー。

「鎌倉殿の13人」は、徐々に悲劇の色が濃くなっていくねぇ。そのあと「プロジェクト・ランウェイ」をはさみ、「タローマン」全8話の一挙放送。いかにも遠い昔に放送された作品であるかのように作られていて、サカナクションの山口さんが昔からのタローマンのファンとして登場し、小さい頃から大事にしているというグッズを紹介したりもするのに、それも含めてフィクションで、ごく最近制作されたものだという。またしても「やるじゃん、NHK」なのだった。

あちこちでお買い物

自宅からほぼ一直線で500m足らずの場所に今日、新しいスーパーがオープン。最寄り駅から自宅までの間にはもともと大小様々なスーパーやショッピングモールがあり、今回オープンしたのは駅とは反対側。シャトレーゼの斜め前なので、これまで図書館に行くとつい帰りにシャトレーゼでスイーツ等を買ってしまうことが多かったんだけど、これからはスーパーに寄るようにすればスイーツに手を出さずに済むかも。

オープン直後は混んでいるだろうから、と午後3時近くに行ったのにまだ入場制限をしていて、中に入ってもごった返していたので、オープンセールの目玉商品をいくつかカゴに入れ、即レジへ。ところがレジは台数が十分にあるのに商品を詰めるスペースが限られていて、会計の済んだ人たちがカゴを手にしたまま右往左往。オープン直後の混雑が緩和された頃にまた来よう。

一度帰宅してから再び外出。今度はアリオへ。6月から一時閉店していたユニクロが昨日ようやくリニューアルオープン。店内は混雑していたけれど、すっかり季節が変わっていて、まだ残暑が続いているので秋冬物には手が出ず、会計はセルフレジでスムーズ。何度か行かないと、どこに何があるか把握できないな。

そのあとロフトで、スタンプをためてゲットした10%オフクーポンを使い、来年のほぼ日手帳関連のお買い物。私が愛用している文庫本サイズの手帳だけでも70種類余りのカバーが発売されているのだけれど、新しいカバーの購入は見送り、去年と同じ黒のカバーに可愛いイラストが入ったクリアカバーの来年版を使うつもり。もしなんとな気分に合わなかったら、大切に保管してある革のカバーを復活させてもいいし。

カルディとダイソーにも寄ってひととおり買い物を済ませ、コメダに落ち着き、読書タイム。ムーミンのブックカバーの中身は、図書館で借りた藤沢周平の「闇の歯車」。隣りのテーブルでは年配の男性がノートパソコンを広げ、もう1時間以上ずっとソリティアをやっている。平和な午後、というかもう夕方。

夜には、昨日一挙放送をリアルタイムで見た「オリバーな犬」の1話から3話までをもう一度。オープニングのイラストもセンスがいいし、細かいところまで遊び心が満載だから、じっくり隅々まで見たくなっちゃうのよね。続編、楽しみだなぁ。

特別な夜

朝はいつもどおり早起きをして酵素風呂。真夏に比べれば朝晩は少し過ごしやすくなってきたものの、自転車で走っていると相変わらず日差しが強く、着く頃には汗がじんわりで、15分間の酵素浴でも発汗良好。この汗、いつまで続くかなぁ。これから徐々に気温が下がっていくにつれ、汗の出も悪くなっていくからねぇ。

ちょこまかと買い物をしている間にサイゼリヤがオープンする時間。でも冷製カッペリーニが今日は用意できないとのことで、ランチメニューの中から野菜カレーのドリア。新たなデザートとして登場していたピスタチオのジェラートに惹かれ、我慢できずに注文。これがとっても濃厚なのに口の中でスッと溶けていき、たまらなく美味しい!

大満足で帰宅したあと、ひと息ついてから二度目のシャワー。酵素浴の間にはシャワーキャップをかぶり、出た直後にもシャワーで髪を洗ってくるのだけれど、そのあとドライヤーで乾かす間も室内に米ぬかの匂いが充満しているせいか、そこはかとなくまとわりついてくるのよね。もう慣れてしまっていつもなら気にしないんだけど、今日は特別。というのも、7月に古巣のオフィスの元同僚2人と久しぶりに会い、そのうちの1人に頼まれてタティングレースラリアットを作ったりして、その流れでやりとりを繰り返すうち、前回とは別の懐かしい顔ぶれで食事をしようということになり、今日がその約束の日。

集まる顔ぶれは、連絡を取り合っていた彼女と私の他に、ほぼ同世代の元秘書さんと、私が一番お世話になっていた弁護士の先生の4人。お会いするのが久しぶりすぎて緊張してしまう。カーキ色の長袖のトップスを着ていくつもりで、その服に合うようにグレーと白でニャンドゥティのアクセサリーを作ったのに、着替えてみたら、暑すぎて無理。急遽、サーモンピンクの五分袖のプルオーバーに変更。幸い、ニャンドゥティのアクセサリーはこのトップスにも相性が良かった。

大手町もずいぶん変わったよ、ときいていたので少しぶらぶらしてみるつもりで1時間近く早く着き、まずはお店の場所を確認してから、とB6の出口を探す。やたらと遠く、ほとんど丸の内に近い場所まで歩き、ようやく着いたら様子が違う。レストランなんて見当たらない。あれぇ? スマホでお店のアクセス情報を確認したら、D6の間違いだった! いやーん。時間はたっぷりあるんだから慌てない慌てない、と自分に言い聞かせながら来た道を戻るうち、額から汗が吹き出してきた。やぁねぇ。なんのことはない、D6の出口って千代田線の改札を出てすぐの場所だった。無駄な長距離散歩をしてしまったわー。それでもまだ待ち合わせの時間まで余裕があったので地上に出て、古巣のオフィスが現在入っているビルまで歩いてみる。その途中には地下にレストラン街があるビルがあり、鞍手茶屋のけんちんうどん、残業タイムによく食べたなぁ、と懐かしく思ったりして。

ダイニングバーSCeNT HOUSE DEN Marunoucni はお堀端にあり、オープンスペースのテラス席はとても気持ちが良かった。一番乗りで到着し、まずは写真を何枚か。

このあと美味しいお料理を頂きながら楽しくお喋りするうちに外は夜景に変わり、昔は残業タイムに高層のオフィスの休憩室からこの夜景を見下ろしていたなぁ、と懐かしい思いで眺めていたのに、どういうわけかその時点で写真を撮ることを思いつかなかった。お料理の写真も撮らずじまいだったんだけど、今日の会食をアレンジしてくれた彼女がしっかり撮っていて、あとでコラージュしたものを送ってくれた。

彼女とは退職後もずっと連絡を取り続けていたけれど、他のお二人とは本当に久しぶりだったので、お会いできて、そしてゆっくりお話ができて、とても嬉しかった。そもそも、弁護士事務所は学歴重視だから、4年制大学を出ていない私はそれを理由に断られるかもしれないので覚悟しておくように、と言われて中途採用の面接を受けたとき、当時の事務長が「やはり学歴が…」と難色を示していたのに「4年制大学を出ていないのに英検1級を持ってるなんて面白いじゃない」と言ってくれたのがその先生で、その年の採用担当がその先生じゃなかったら、私は採用してもらえなかった可能性が高い。あのオフィスに転職できていなかったら、私は実務翻訳のキャリアを積むこともできず、今頃どんな暮らしをしていたことか…。と、感慨に耽りながら帰路についた。またお会いできる機会があるといいなぁ。

帰宅後「石子と羽男」最終回。大好きなドラマだったから、終わってしまうのが寂しい。さらにそのあと「オリバーな犬」シーズン2の放送を前にシーズン1の1話から3話までの一挙放送。その直後に「100カメ」の麻薬犬特集を持ってくるあたり、やるじゃんNHK



 

牡蠣尽くし

最近レッスンないなぁ、と気になっていたインストラクターのお名前をスケジュールに見つけ、朝イチの早い時間だったので迷い、起きられたら行こう、と支度だけしておいたら、なんのことはない、アラームが鳴る前に目が覚めた。よし、予約!

「スラッと姿勢よく」とタイトルが付いたオリジナルのスペシャルプログラム。コルセット筋とも呼ばれる腹横筋や中殿筋を意識しながら、独特で初めてのポーズの連続。でも指示が分かりやすいので戸惑うことなく、あ、今ここが伸びてる! と実感できて楽しく、汗の量も半端なかった。気持ち良かったー! なんというか、お会いするだけで元気をもらえるような方。もっと頻繁にレッスンがあるといいのに。

午後には、はま寿司の「牡蠣とうまネタ祭り」に誘われ、牡蠣の握りをポン酢ジュレのせと紅葉おろしのせの2種類にカキフライをプラスして牡蠣尽くし。他にも天然紅鮭大切りびんちょうのレアステーキ、ツブ貝にホタテ、真アジも美味しかった。松茸の茶碗蒸しやアオサとイクラの茶碗蒸しにも惹かれたけど、もう入りませーん。

コメダ珈琲に移動し、TIME の安倍さん以外の記事に目を通してから図書館へ。出版翻訳関連の本と TIME を返却したあと、予約済の本はないので在架の図書を物色。その結果、安野光雅さんの絵本「物語の街から村へ」、「最後の浮世絵師 月岡芳年」「高畠華宵 大正・昭和☆レトロビューティー」に藤沢周平さんの文庫「闇の歯車」と4冊も借りてしまった。高畠華宵の本は、レトロビューティーというフレーズもさることながら、タイトルに☆を入れるセンスにはついていけない。

夜には「遺留捜査」最終回。糸村さんともお別れかぁ。寂しいなぁ。

絵の教室

夕べ焼いたケーキは、丸いほうは型のままジャストサイズの箱に入れ、スクエア型のほうはお土産用に4等分してラッピング。ひとつのバッグに詰めると、ずっしり重い。それを手に、大泉学園に向かう前に腹ごしらえを、とモスバーガーへ。結構お気に入りだった白いモスバーガーがメニューから消えていたので、月見フォカッチャにしてみた。玉子は半熟でとろとろ。U字型のソーセージはプリプリだけどちょっと塩気が強く、さらにお醤油ベースのソースがかかっているので、味が濃すぎる。そのせいか野菜の存在感が消えてしまっていて、フォッカチャもバンズに比べるとやわらかいから、なんかこう、ただしょっぱいだけという感じ。リピはなしだな。これなら普通のモスバーガーのほうがずっと美味しい。

絵の教室はいつもより30分遅いスタート。逆光の表現を強めるため、まずアルパ本体と演奏者である先生の全身の部分に暗めの透明色をいくつか混色してグレージング。一方、背景部分には白を重ねることで、コントラストが鮮やかになった。次回はいよいよ弦を描く予定。それが終わればほぼ完成なので、次の素材も考えないと。

さて、いちじくのバターケーキはというと、丸いほうを箱から出したら、中心部分になぜかドロドロした液体が出ていて、まるでカスタードのソースがかかっているかのように見える。なんで??? レシピの指定よりずっと長く焼いたし、焼き上がりに串を刺して中まで焼けていることを確認したし、今朝、箱詰めしたときも問題なかったのに。見栄えがさらに悪くなってガッカリ。ところが、おそるおそる食べてみると、生焼けという感じはしなくて、いちじくの甘さとバターケーキの風味が重なり合って、とても美味しいと大好評。問題のドロドロしたものも、まさにカスタードソースのように甘くて不快さはない。また、スクエア型のほうはお土産用にラッピングしたときと同じ状態のままなので、同時に焼いたのに、なぜ丸いほうだけそんなソースが出てきちゃったのが謎のまま。美味しかったから良かったようなものの…。怖いわー。

食後には、I さんと二人で焼き鳥のお店「ふくの鳥」へ。メインの焼き鳥もさることながら、シメのラーメンが鶏の出汁でとっても美味しい。

さて、今週はイレギュラーだったので、来週もまた絵の教室がある。今度はケーキ、どうしようかしらねぇ。今日みたいなことがあると心配になっちゃう。