まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

人手の多い日曜日

10時から加藤健一事務所の公演のチケット予約がスタートするので9時半にアラームをセットしておいた。でも8時前に目が覚めてしまい、起きちゃうかぁ、と窓を開け、トイレにも行き、そのままリビングへ行けばいいのになぜかベッドに逆戻り。ちょっと横になるだけのつもりがあっという間に寝入ってしまい、気がつけば3時間近く経過。とっくに予約が始まってるしー。まぁ、歌舞伎座等の予約と違い席は選べないし、発売後すぐに完売になるおそれもほぼないので、どのあたりの席になるかはともかく、取れないことはないんだけども、どうして二度寝しちゃうかなぁ。

気を取り直して図書館へ。松井今朝子「芙蓉の干城」を返却し、予約しておいた近藤史恵「ねむれねずみ」に加え、在架の図書の中から同じ作者の「胡蝶殺し」を借りる。3冊とも歌舞伎絡み。

コメダ珈琲に直行して早速「ねむりねずみ」を読み始める。松井今朝子さんのシリーズは江戸から昭和初期にかけての物語だったのに対し、こちらは現代が舞台なので、登場人物たちが身近に感じられる。面白そう。

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日曜日の午後だけに店内が混んできたので撤退し、アリオに移動。こちらも緊急事態宣言はどこへやらの混雑ぶりではあったけれど、幸い上島珈琲店で席を確保することができ、お試しクーポンを使い「ビニャコラーダのグラニータ」。冷房がそれほど強くないときにしか注文できないドリンクのひとつ。ビニャコラーダはスペイン語で裏ごししたパイナップルという意味だそうで、パイナップルジュースとココナッツミルクを使うラムベースのカクテルの名前でもあるそうな。でもグラニータはシチリア発祥の氷菓なのよね。フランス語ならグラニテ。なんかもうまぜこぜのネーミング。パイナップルはドライフルーツで、ローズマリーがほのかに香る。

ここでも読書の続きをしてから、カルディであれこれ買い物をして帰宅。ひと息ついたところで、BS12で「夏目友人帳」劇場版「うつせみに結ぶ」を見る。大好きなコミックスのアニメ化で、原作のイメージそのままのやさしい世界。

そのあとNCISシーズン11の最終話まで。新シリーズの放送前にキャッチアップするのは難しそう。

 

国立 → 吉祥寺 → 御茶ノ水

今月はもうニャンドゥティのワークショップが終わり、今日はアルパのレッスンだけの予定で、いつもならアルパの先生と「自習」と称して一緒にチクチクというパターンになるはずのところ、10月末にアルパとニャンドゥティをミックスさせたイベントを行う予定で、その会場となる古民家カフェの下見に行くお約束。国立へは往復約3時間。国立で過ごす時間が長くなると帰り道でお腹が空いてしまうので、早めに国立に向かい、国立駅前のサイゼリヤでランチを済ませてからレッスンへ。サイゼリヤ率、高すぎ (^^)

まずパッヘルベルのカノン。なかなか暗譜できなくて、ふと気を抜くと曲の途中で迷子になってしまいがち。でも好きな曲だから頑張って練習した甲斐あって、そこそこの出来。続いてイスマエルさんの Vuelta Completa はおさらいで、先生にギターの伴奏をして頂いたら、リズムがつかみにくかったところを伴奏に助けられ、気持ちよく演奏できた。でも指使いが難しくて追いつかない箇所があるので、まだまだ練習が必要。

時間を見計らって、先生と一緒に古民家カフェおきもとへ。ニャンドゥティの先生とは現地集合。ワークショップのメンバーもうひとりが体調不良で来られなかったのが残念だったけれど、まずカフェコーナーでまったりしたあと、和室を見せて頂く。

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ニャンドゥティの作品の展示方法や、ワークショップには照明が必要なのでその手配など、準備はまだまだこれからだけど、とっても楽しみ。

帰りに吉祥寺で途中下車してユザワヤへ。バッグの持ち手を探す。レザーで成形されているものにするかテープ状のものにするか、色も織地と同じものは見つからないので何色にするか、近所の手芸店ではピンとくるものがなく、困り果てていた。そうしたら、持ち手として成形されていながら末端はテープで織地に挟み込めるタイプで、色もニャンドゥティのドイリーと同じベージュのものが見つかり、これならピッタリかも! ただちょっと予算オーバーかなぁ、とさんざん迷った末にやっぱりそれを手に取り、さらに裏地を物色。こちらもどんな生地を選べばいいかまったく分からず、あちこち歩き、セール品の端切れコーナーでふと目に止まったのが織地と同系色の布。サイズも十分。この2つに決め、レジに進むと、セール最終日で会員カードがあれば1点だけ40%オフになると。迷わず持ち手のほうを割引してもらい、予算もクリア。途中下車して大正解。

行きはエレベータで上がったのを帰りはエスカレータにしたら、階下に書店があり、フラフラするうち、エドワード・ゴーリーのミニコーナーに遭遇。ビニールで包まれていて中身を確認できなかったんだけど、表紙とタイトルに惹かれ「雑多なアルファベット」を購入。中央線の車内で早速開く。もともと小さな本なのに、ひとつひとつの絵がさらに小さい。余白たっぷりだから、絵だけもう少し大きくしてほしかったなぁ。でも内容はとっても好み。買ってよかった。

さらに御茶ノ水でも途中下車して成城石井に寄り、手織教室用のお菓子を調達。絵の教室はどうしようかなぁ。そろそろ暑さで焼き菓子はつらいかしらねぇ。

あちこち寄り道したので帰宅は21時近く。よく歩いたー。

 

 

読後のもやもや

朝イチで酵素風呂。先週、先々週と雨でバスだったから、自転車で行くのは久しぶり。走っている間は風を感じるからいいんだけど、信号待ちのわずかな間にも陽射しがジリジリ。着いてドアを開けたらモヤッとした熱気。なんとエアコンが故障してしまったそうで、スタッフさん、すでに汗だく。そんな状況だったので、浴槽に入る前から肌にじんわり汗。普段は受付から脱衣所の間に一度エアコンで汗が引っ込んでからまた汗が出始めるまで数分かかるのに、ずっとかいていた汗が一層吹き出してくるという感じ。ただ、酵素浴が終わりシャワーで汗を流したあとのパウダールームも暑くて汗が引かず、ドライヤーがつらくて、ショートだからいつもはそれほど時間がかからないのに、ドライヤーの熱でなお汗が出てきてしまうので途中で断念。また来週、とご挨拶をして外に出たら、外気温のほうが涼しく感じた。ふぅ~。

とにかく一度、汗をなんとかしないと、というわけでタリーズでスイカスクイーズ。しばらくの間はタオルで汗を拭きながら、ほとんど飲み終わる頃にようやく汗が引いた。

再び暑い炎天下で自転車を漕ぎ、自宅に近いほうのサイゼリヤへ。普段なら必ず温かいメニューを選ぶのだけれど、今日はさすがに、夏の新メニューの中から「トラパネーゼソースの冷製パスタ」。トマト、バジルとアーモンドがベースのトラパネーゼソースが思ったより濃厚で美味しかった。

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食後に読書。図書館で借りた松井今朝子「芙蓉の干城」を読み終えた。風姿花伝シリーズ3部作と登場人物につながりのある桜田治助シリーズの2作目で、1作めがそこまでの4作のうち筋立てとしては一番面白かったのに、今作はなんというか … 後味が悪かった。その理由としては、ネタバレになってしまうけれども、まず薬物が出てくること。梨園という舞台を薬物と結びつけてほしくなかった。そしてもうひとつ、薬物の件を公にしないほうがいいとの配慮から一連の事件の犯人が消され、結果的に事件が隠蔽されてしまうこと。闇が深すぎる。

もやもやしつつ帰宅し、14時からOTTAVA Andante。以前から自然音が苦手だったのに前回の改編で自然音の時間帯が大幅に増えてしまったために遠ざかりがちだったところ、自然音のチャンネルを独立させ、これまで自然音だった時間帯には従来どおり、ノンストップでクラシック音楽が流れるようになるそうで、来週からの新スタートを控え、今日の番組で斎藤さんから説明があるかと思い聴いていたのだけれど、なかなかその話題にならないのでしびれを切らし、アルパの練習。

そのあと、新シリーズが始まったのに見逃してしまった「孤独のグルメ」をサイトからの配信でカバーし、さらにそのあとTVKでの再放送を録画しておいた「イグアナの娘」。懐かしいなぁ。オリジナルの放送はもう25年も前なのねぇ。萩尾望都さんの原作コミックスを再読しようと思ったのに、なぜか見つからない。絶対、手放したりしていないはずなのにー。

七月大歌舞伎

緊急事態宣言が出ているため歌舞伎座の第三部がどうなるか心配していたのだけれど、第三部だけは他より早く明日が千秋楽で、12日の発令から6日間だけのせいか、予定通りの上演と決まってひと安心。

まず第一部の1つ目は「あんまと泥棒」で、中車のあんま秀の一に松緑の泥棒権太郎。出演者はこの二人だけ。同じ配役で観たのがつい最近のような気がするのに、調べてみたら2018年の12月。そんなに経ったかしらねぇ。まだ新米の泥棒で、実は優しく真っ正直で、口のうまい秀の一にすっかり騙され、盗むどころかなけなしの金を恵んでしまう権太郎。こういう役に松緑ってはまるのよねぇ。中車はたしかに巧いんだけど、どうもあの濁声が苦手で…。

2つ目の「蜘蛛の絲宿直噺(くものいとおよづめばなし)」も昨年11月に同じく猿之助で上演されたばかりで、こちらにはチラシにも「再びのご熱望にお応えして」と書かれている。6役を早替りで演じ分ける猿之助が最後に蜘蛛の精となって大立ち廻りを披露したあと、大詰に松緑が荒事の扮装で出て、先々月は自分が蜘蛛で澤瀉屋のほうが退治する役だったのに、と「土蜘」に絡めて言うのが大受けしていた。

半袖のTシャツの上に長袖の綿シャツを羽織っていても肌寒く、持参したスカーフとアームカバーが大活躍。でも第一部が終わって外へ出たら、日差しが強くてまさに夏真っ盛り。

ランチはスターバックスリザーブで。近所のスタバは照明が暗くて読み書きしにくいからすっかり足が遠のいてしまっているのだけれど、他の場所ではたまに寄るのでポイントがたまり、700円分のeチケットへの交換期限が近づいていた。でも合計じゃなく単価で700円となると、ほぼドリップ専門の私には普通のスタバでは使い切れないので、リザーブだけのランチメニューで使うことにしたという次第。2種類のデリを選べるプレートで、野菜も取れるし、ラザニアは熱々。普通のスタバにも置いてほしい!

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今月は第二部をパスすることにしたので、第三部の開場まで4時間近く。スタバでも食後には「芙蓉の干城」の続きを読んでいたものの、スカーフとアームカバーの両方を使っても足りないぐらい冷房が強く、ちょうど混んできたし、と退散。教文館藤城清治の展示会を開催中なのを思い出し、行ってみることにした。緊急事態宣言が出ていることを忘れるぐらい、かなりの人手。こう何度も繰り返されるとオオカミ少年みたいなものだから、仕方ないよねぇ。

藤城清治さんご本人の希望で写真撮影OK(ただし動画はNG)というありがたい展示。「こわれ橋」という動画作品で、ワニに食べられてしまったカメとカニはその後、ワニの口から風船に乗って飛び出してきて助かるのに、溺れたオオカミはそのまま。オオカミって悪者にされがちでかわいそう。

もうひとつの動画作品は長編の「泣いた赤鬼」。浜田広介童話集は書店を営んでいた伯母にもらって大切にしていた宝物だったのに、引っ越しのときに捨てられてしまったのよねぇ。泣いて抗議したけど後の祭りだった。そんなことを思い出しながら、優しい世界にひたる。赤鬼の住まいも、青鬼が赤鬼のためにわざと暴れる老夫婦の住まいも、それから村人たちの服装も、ディテールまでカラフルに描かれていて、とっても楽しい。そして最後の青鬼の手紙では、文字がところどころぼやけて赤鬼の涙を思わせる。語り手が藤城清治さんご本人なのも素敵。

階下の「ナルニア国」に OTTAVA のリスナーさんがいらっしゃるのを思い出し、寄ってみると、幸い売場にいらして、少しだけお話することができた。マスクで顔半分が見えない状態だから、もし違う人だったらどうしようってドキドキしちゃった。

歌舞伎座に戻って第三部。海老蔵が裃姿での挨拶に続き、5役を演じる「雷神不動北山桜」。普段は単独で上演される「毛抜」と「鳴神」を組み入れた作品で、単独の「毛抜」には名前しか出てこない小磯を芝のぶくん。村人を演じる右若さんに和裁を習って浴衣を縫っているところ、とブログで読んで知っているので、お二人がからむ場面はなかったものの、楽屋での様子を想像すると楽しい。同じく「毛抜」の民部に男女蔵さん、錦の前を男寅くん、と左團次さんのご子息とお孫さんが一緒に活躍しているのも嬉しい。海老蔵は2年ぶりの歌舞伎座だそうな。もちろん他の劇場には出ていたし、演舞場のは観たけれど、本来ならこの歌舞伎座でとっくに團十郎を襲名していたはずだと思うとねぇ…。5役のうちでは、「毛抜」の弾正の明るさ、大らかさと、早雲王子の悪の魅力が特に際立っていた。あと「鳴神」の児太郎の雲絶間姫! きっぱりした台詞の強さがとても良かった。お父さんの若い頃にますます似てきたなぁ。

大満足で帰途につく。来月も無事にすべて予定どおり上演されますように…!

3連チャン

今週は習い事がないのをいいことに、3連チャンでホットヨガ。3日とも同じ12時からというのは珍しいかも。「背中美人ヨガ」というネーミングには抵抗があるものの、肩甲骨回りを念入りにストレッチするプログラムで、肩こりや姿勢を改善する効果があるそうな。普段、腕を上げ下げするにも動作が小さくなりがちだから、肩甲骨から動かすように意識するだけで腕が長くなったみたいに気持ちがいい。

たっぷりかいた汗をシャワーで流してスッキリ。外気温がとんでもなく高くても、自転車で風を受けながら走るのは心地いい。

帰宅後ひと息ついてから図書館へ。松井今朝子の「壺中の回廊」を返却し、同じシリーズの続編「芙蓉の干城(ふようのたて)」を借りる。ネットで予約してあったもので、他にも在架の図書を物色するつもりでいたのに、あいにく今日は館内でワクチン接種を実施中のため、図書館は窓口業務のみ。肝心の接種券を持たずに来ちゃったおじさんが「ないとダメかい?」とスタッフさんを困らせていた。あちこちの会場で同じようなことが起きているのかしらん。

そのあとサイゼリヤでランチ。久しぶりにランチメニューの中からキーマカレーにしてみたら、以前は白いお皿だったのに木皿で出てきた。カレーは白いお皿のほうがより美味しく見えると思うなぁ。ライスを少なめにしてもらったら50円引きで、ただでさえドリンクバー付きでも600円という安値なのに申し訳ない気がして、と自分に言い訳をして、アイスケーキのアマレーナを追加 (^^)

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サイゼリヤで読み始めた「芙蓉の干城」の続きをコメダ珈琲で。前作よりちょっときな臭い感じ。

帰りにダイソーに寄り、28cm幅のクリアケースを購入。帰宅後すぐに I さんに頂いたアーティフィシャルフラワーを入れてみる。高さがギリギリだけど、ちょうどいいサイズのケースがネットでも見つからなかったから仕方がない。ケースに入れないほうが本来の美しさを楽しめるものの、やっぱり埃よけがあったほうが安心。

夜には MET の配信で1997年の「ラ・ボエーム」。パヴァロッティのロドルフォのレナータ・スコットのミミ。もう何度も観ている作品なのに、ラストでうるっときそうになるのは二人の素晴らしい歌唱の力に他ならない。40年以上も前の舞台だから映像がかなり粗いんだけど、そんなことどうでもよくなっちゃう。スコットは別のプロダクションでムゼッタも演じていたっけ。ムゼッタとミミの両方を演じている人って少ないんじゃ? 「椿姫」のヴィオレッタもそうだけど、死ぬ直前にこれだけの歌唱を、と思うと歌舞伎で切腹してからの長台詞も納得できちゃうね(父親二人が互いの子の命を救うため、二人とも切腹したのを隠している陰腹の状態で、六波羅まで歩いていこうとする「新薄雪物語」はさすがに無理があると思うけど)。

オペラを観ながら今日は手織を進め、オペラのあとにはガラッと変わって「ハコヅメ」の第2回。先週初回を見た段階では続きを見るかどうか迷っていたのだけれど、つい見てしまった。永野芽郁ちゃんのナチュラルな天然ぶり、破壊力あるわー。

連チャン

昨日と同じ12時から骨盤筋整ヨガ。すっかり慣れたプログラムだけど、インストラクターさんははじめまして。スタジオの外で待っていると、前のレッスンが終わって出てきたのは、最近スケジュールに名前がないのを寂しく思っていた別のインストラクターさん。今日は急遽ピンチヒッターとのこと。事前に分かっていれば参加したのにー。

骨盤筋整ヨガの強度の目安は3で、私が普段選んでいるプログラムの中ではハードなほう。とはいえ慣れているし、苦手な立位でのバランスポーズがないので気が楽。しっかり汗をかき、気持ちよかった。

帰り道、青い空にサルスベリの赤がとってもよく映えていたので、自転車を停めてスマホで撮ってみた。逆光気味で難しい~。

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帰宅後、スタジオのサイトで今日ピンチヒッターだった方のクラスを検索してみたら、別の店舗での予定しか出てこなかった。もうひとり、大好きな陰ヨガを教えてくれる数少ない貴重なインストラクターさんも検索したら、予定がまったく入っていない。辞めてしまったのでなく、一時的にお休みしているだけだといいんだけど…。

午後には OTTAVA のオンデマンドで林田さんの Andante。7月6日分。オンデマンドの視聴期間は1週間で、1時間後には今日の放送が始まってしまうので、ギリギリのタイミング。いつもはもっと早く聴くのに、うっかりして危うく聴き逃してしまうところだった。

カルメン」の話題が出て、ラストでドン・ホセに殺される直前にカルメンがホセにもらった指輪を突き返す(というか投げ捨てる)場面があり、林田さんはそこでいつも、すでにエスカミーリョの恋人になっているはずのカルメンがそのときまでずっとホセにもらった指輪をしていたことが気になってしまうと。そう考えたことはなかった! でも、カルメンがずっとホセを想っていたとは思えないのよねぇ。作劇上の都合でなければ、単に豪華な指輪が惜しかっただけだったりして…。

そのあとBSで「斬り捨て御免!」という時代劇。番組表をネットで見たら、吉右衛門の名前があったから。「鬼平」の吉右衛門版より十年近く早く、まだ三十代後半の吉右衛門が若くて新鮮!

さらにそのあとNCISシーズン11の中盤を見ながらニャンドゥティをチクチク。手織も進めなければ、と思いながらつい針を持ってしまうのねん。

 

ベーシック

第2週は手織教室も絵の教室もないので、ホットヨガに行くチャンス。ただ最近は、比較的早い時間のクラスを予約したときは寝坊が心配なので、夜のうちに支度だけ済ませておいて、予約は朝起きてからというのがパターン化している。むしろ予約を先に入れ、そのためにちゃんと起きるように努力するほうがいいのだろうけども、最近はどうも寝付きが悪いものだから…。

今日のホットヨガは12時からのベーシック。苦手な立位でのバランスポーズが多いプログラムだから敬遠しがちなんだけど、軽めのプログラムで時間帯もちょうどいいのがこれしかなかったから。特に片足立ちのポーズが苦手。なかなかキープできない。何年も通っていていまだにベーシックのクラスが苦手だなんて、情けないわー。

それでもどうにかひととおり終え、汗だく。苦手なポーズはあっても、やっぱり普段なかなか使わない筋肉をストレッチするのは気持ちがいい。

帰宅後一息ついてから、まず郵便局で振り込み。今年も歌舞伎会・稚魚の会の合同公演が開催されることになり、そのチケット代。そのあとガストでランチ。チキンと蒸し鶏のサラダとピリ辛チキテリ。鶏肉もキャベツもかぶりまくり。食後しばらく図書館で借りた松井今朝子「壺中の回廊」を読み進むうち、店内の冷房がそれほど強くなかったこともあり、めずらしくかき氷なんて頼んでしまった。ここ数年、かき氷なんて食べていなかったような…。

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「壺中の回廊」読了。風姿花伝シリーズが江戸の話だったのに比べ、この作品は昭和初期で、どちらかというと江戸のほうが… と思いながら読み始めたものの、筋立ての巧妙さという点ではこれが一番面白かったかもしれない。

帰宅後、ニャンドゥティをチクチクしながら録画の消化。たくさん見たー。でもニャンドゥティのゴールはまだまだ見えない。