まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

配色変更

今週の酵素風呂は、一番早い時間の予約がとれず、9時半から。それでも十分に米ぬかの温度が高く、気持ちよく汗をかくことができた。

帰りにタリーズに寄り、せっかく温まった身体を冷やさないようにホットコーヒーを味わいながら、受注が決まった案件の英文を下読み。拡大しないと作業ができないぐらい文字が細かいものの、英文自体はそれほどクセがないので、わりといいペースで進むんじゃないかな。最初の数ページで感触だけつかめたので、帰宅。

コンタクトレンズの残りが少ないので、金曜日だし、今日中に眼科に行かないと。でも午後の診療は15時から。それまでチクチクしちゃおう (^^)

アラサペは、花のモチーフと小さな円のモチーフとの組み合わせが基本で、昨日の段階では、花のモチーフはアサガオのような2色にし、小さな円のモチーフには、4つの丸いモチーフに使用している濃いネイビーを使うつもりでいた。

ところが、実際に濃いネイビーで丸いモチーフを入れてみると、サイズを小さくしても色が濃すぎて悪目立ちしてしまう。もう色数を増やしたくはないので、これまでに使用した色のどれかにしたいのだけれど、アラサペの土台の糸を薄いブルーにした結果、4つの丸いモチーフに使ったシルバーのほうは、土台の糸と色が近すぎて、まったく映えない。輪郭線に使用した濃い青は輪郭線だけにしておきたいし…。

やっぱり、アサガオのような2色と濃いネイビーの3色でまとめるしかないのよねぇ。2色のうちライトブルーも小さな丸に使うにはコントラストが強すぎる。ということは、もうひとつのパープルがかったほうを小さな丸に使うしかない。

というわけで、昨日チクチクしたパープルのほうはほどいて、ネイビーで花のモチーフをチクチクし直し、さらにその周囲にもライトブルーを入れてみる。そのあと、パープルで円のモチーフを入れてみた。

これで決まり … かなぁ。

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ちょうど15時 (^^) 眼科へGO!

スマホで和訳

タリーズで英文の下読みをしているところへ、別のクライアントからメール。この先生から来る案件は大抵急ぎで、ページ数が多いか難易度が高いかのどちらかなので、ずっとヒマだったのにひとつ来ると別のが重なるパターンかぁ、と思いながらメールを読み進んでいくと、以前英訳した書類にわずかな修正が入り、そのうち2つの文章だけを英訳してほしいと。あら、珍しいパターン。

そのために急いで帰宅するのもなんだし、帰宅するまで待たせるのも申し訳ないので、下読みしている英文の裏面にメモを取りながら、かつスマホで多少の調べ物をして、その場で英訳してメールで返信。

すると、さらに返信があり、近々、別の修正案件をお願いすることになりそうだと。ああ、やっぱり。

別件が進んでいることを返信で伝えたら、それに対する返信はなかった。うまく日程調整できるといいなぁ。

ついこの間まで、ヒマでヒマで不安な状況が続いていたのに、一転して忙しくなってしまうという、フリーランスあるある (^^)

写真は、今日のおやつ。シャトレーゼの「ぶどう餅」の新作で、シャインマスカット・バージョン。美味しい~!

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受注/アラサペ

9時前に目が覚めたのに、少し涼しくなったせいか、エアコンなしでも快適なものだからうっかり二度寝してしまい、ハタと気付いたのは10時半近く。正午からの骨盤筋整ヨガを予約していて、40分前の11時20分には家を出ないといけないから、あぶないところだった。

レッスン前の10分ヨガで、立って、片足を曲げてもう片方の足の膝上辺りに掛けたまま、お尻を後ろに引いて上体を曲げるポーズが出てきて、これがもうまったくバランスが取れない。やぁねぇ。

レッスンのほうはすっかり慣れたプログラムなんだけど、しばらくさぼっていたので身体がなまってしまったのか、いつもよりしんどかったー。

ページ数が少なく、21日納期のはずだった案件はいまだにゴーサインが出ないままで、ただ遅れているだけで、キャンセルにはならないはずだというのだけれど、どうなるかまだ分からない。一方、それとは別に打診を受けた大きな案件のほうはめでたく受注。ただ、業務委託契約に署名した上でスタートする予定で、参考書籍を郵送してくださることになったので、こちらも待機のままだけど、久しぶりの大きな案件なので嬉しい。

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この案件がスタートすると時間が取れなくなってしまうので、今のうちに、と上島珈琲店でチクチク。アラサペの部分に、とりあえず花のモチーフだけを入れてみた。

色の感じとひとつひとつの形がアサガオみたい。花のモチーフはすべてこの2色でうめるのもいいかも。

全体図はこんな感じ。

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あとはアラサペ

おととい見積もりの返信をした案件があり、ごく短い書類ではあるものの、希望納期が21日中とのことだったので、20日中にはゴーサインがほしいところだったのだけれど、夜まで待っても出なくて、今日21日の夕方になりそうという連絡。もちろん納期は適宜延長してくれることになったので問題なく対応できる状況ではあるのだけれど、もし予定より早くゴーサインが出たらすぐスタートできるように、と今日はどこへも出かけずに自宅で待機。

待機しながらチクチク。アラサペの土台の糸のうち最後の斜めのラインと、台形部分の外周の結びかがりが終わった。

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やっとここまできたわー。あとひと息。でも、アラサペの部分の配色をまだ決めかねているのよねぇ。

結局、今日もゴーサインが出なくて、それとは別に、ちょっと大きな案件の打診を頂いた。適任の翻訳者がいたら紹介してほしいというクライアントのリクエストに、私を「推し」てくれたのだという。ありがたいわー。法律分野の専門的な内容で、参考になる書籍を送ってくださるという。しっかり予習して、期待はずれと言われないような仕事をしたい。2件とも、どうに受注できますように … !

大人の女子会

20日の予定が台風の影響で延期になり、今日も雨の予報だったので、また延期の連絡がくるかしらん、と様子見をしていたのだけれど、連絡がないまま家を出る時間。待ち合わせ場所は大江戸線両国駅で、JRの両国駅から大江戸線両国駅まではかなり歩くようなので、北千住からつくばエクスプレス大江戸線を乗り継ぐことにした。

どちらもめったに利用しない路線なので、万一の場合に備えて早めに家を出たら、30分も早く着いてしまい、待ち合わせ場所の改札周りには座る場所もないので、駅の外へ出て、近くのカフェでひと休み。その後すぐにメンバーのひとりから到着を知らせるメール。でも店内の冷房が強めだったのでホットコーヒーにしてしまったから、すぐに飲み干すことはできず、ちょっと待っててー。

4人がそろい、すみだ北斎美術館へ。今月25日までの「フリーア美術館の北斎展」。フリーア美術館の収蔵品は門外不出であるため、展示されているのは、京都文化協会とキャノンが共同で推進している「綴プロジェクト」による高精細複製画。

北斎の作品が素晴らしいのは言うまでもないんだけど、今どきの美術館ってハイテクねぇ、と感心したのが「北斎漫画」等の製本されている作品を画面上で、電子書籍の要領で1ページずつめくりながら鑑賞できること。また、他の展示作品も、その前に操作パネルがあり、各作品の説明だけでなく、時代背景や関連する情報を自由に参照することができる。すべての展示作品をそうした関連情報もすべて参照しながら鑑賞し、すべての製本作品を全ページもれなくめくって鑑賞しようとしたら、一体どれだけの時間がかかるのだろう。

そこまでは無理なので、ひととおりの鑑賞で十分に満足。あ、そうそう。忠臣蔵でおなじみの吉良上野介の家来だった小林平八郎と北斎とが親戚だったという説があるとの解説を見て、調べてみると、平八郎の孫娘が北斎の母親という説があるそうな。へぇー。

この美術館は建築物としてのデザインもとてもモダン。

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両国駅近くの「花の舞」でランチ。私が選んだのは海鮮丼。ご飯が多くて半分ぐらい残してしまったけれど、海の幸は美味しかった。

続いて江戸東京博物館へ。久しぶりー。常設展の会場に入り、1時間後に日本橋のたもとで集合することにして、それぞれ自由に歩き回る。開館当時から変わらない中村座の復元模型。遠い昔、金毘羅歌舞伎のマス席でご一緒だったグループがこの模型の製作に携わった方々で、同席だったというだけのご縁で私まで、終演後に金丸座の楽屋裏から奈落下を見せて頂いただけでなく、舞台にまで上がらせて頂き、グループの他のメンバーは研究者としての目で冷静にあちこちを見て回っていたのに、私ひとり、さっきまで熱演が繰り広げられていた舞台に自分が上がっていることや、舞台から客席を見下ろす圧巻のビジュアルにもう感激しまくりで、滂沱の涙で他の方々を驚かせてしまったことを懐かしく思い出した。

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企画展の「いきものがたり - 江戸東京のくらしと動物」も、戦時中に犬まで軍需品として供出させた「犬の献納運動」のチラシとか、徳川吉宗が江戸に呼び寄せた象を民衆にも見せようと練り歩かせた様子を描いた絵とか、とても面白かったのに、1時間後に橋のたもとで集合したら、他の3人がその企画展をまだ見ていないというので、30分延長。私は橋のたもとで座って待っていたら、うとうと居眠りしてしまった。

だいぶ歩いて疲れたので、三笠会館のカフェでひとやすみ。レモンスカッシュなんて、久々に飲んだわー。

4人とも大江戸線で、私だけ先に新御徒町で降りるので、ここでお別れ。次は秋頃かしらねぇ。

帰宅後、エモパーによると、今日の歩数は 9421歩 (^^)

TOBICHI

合同公演の終了後、半蔵門から表参道に移動し、ほぼ日のイベント&ショップスペース TOBICHI 2 へ。「ほぼ日手帳2020発表会」。すでにサイトで発表されている来年のほぼ日手帳の全ラインナップをすべて実際に手にとってみることができる毎年恒例のイベント。

入り口で、全ラインアップを一覧できるカタログシートと、それに重ねるとそれぞれのおすすめポイント等が一目瞭然の半透明の「副音声」シートが配布される。おもしろいこと考えるなぁ。あと、和田ラヂヲさんのイラスト付のペットボトルに入った水ももらえて、よく冷えていていたので早速ゴクリ。

サイトで見て一番気になっていたのは、トリコロールの「ブルーム」で、シープスキンの手触りは、「なにこれー!」と思わず口に出てしまうほどふかふかで、ずっとさわっていたいぐらい気持ちがいい。2番めに気になっていた「ハーベスト」は、タイの部族の織物と刺繍にインスパイされたデザインで、これもとっても可愛い。ブルームがなければ間違いなくハーベストを選んでいる。でもやっぱりブルームのこの手触りにはかなわない。よし、来年はハーベストだ!

そう心に決め、すぐ近くの TOBICHI 1 に移動し、「やさしいタオル」2種類と「カレーの恩返し」の缶入りを購入。

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帰宅後、あらためて来年の手帳のサイトを見たら、ハーベストはカバーのみでも6,480円で、それでも安くはないのに、ブルームのほうはカバーのみで19,440円! ハーベストの3倍かぁ。事前に価格はチェックしていなかったのよねぇ。そこまでとは思っていなかった。悩むわー。

合同公演

正午から国立劇場の小劇場で、稚魚の会・歌舞伎会の合同公演。今月4日に稚魚の会「友の会」のパーティーで、合同公演に出演する皆さんからそれぞれの意気込みやお稽古の様子を伺ったので、今日の千穐楽の舞台をとても楽しみにしていた。

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歌舞伎俳優養成研修の修了生たちの「稚魚の会」と、幹部俳優に直接入門した俳優たちの「歌舞伎会」との合同公演が初めて開催されたのは昭和63年で、その後は2つの会がそれぞれに公演を開催したり、数年おきに合同公演を開催したり。合同公演が毎年開催されるようになったのは平成11年の第5回以降だそうで、私はその回以降、多分すべて観ている。それがもう今年で25回。早いなぁ。出版元が代わる前の「演劇界」に、合同公演の劇評を書かせてもらったこともあったのよねぇ。もう遠い昔。

以前はA班B班の2つに分かれ、昼夜で同じ演目を競演していたので、通しで両方を見比べる楽しみがあった。ところが、合同公演が行われる8月も歌舞伎座その他で通常公演が行われていることもあり、参加できる人数が限られることから、現在の公演形態になって久しい。もっとも2班だった当時は自由席だったから、暑い夏に早くから並んで待つのは本当に大変だったから、指定席で並ぶ必要のない今はらくちん。

また、以前は若手の勉強会といえばこの合同公演ぐらいだったのに、今は松也がメインの「挑む!」、右近の「研の会」、蔦之助の「蔦の会」などがすでに回数を重ね、他にも様々な自主公演や勉強会が行われるようになってきた。みんな頑張っているのよねぇ。

… とあれこれ想いにふけっているうちに開演。最初の演目は「一條大蔵譚」より奥殿の場。パーティーの間中ずっと隣の席でいろんな話をしてくれた吉兵衛さんの大蔵卿。作り阿呆のおかしみよりも、そうせざるを得なかった長成の悲哀が伝わってくる師匠のやり方をお手本に、と語っていらした、そのとおりの長成。春希さんの常磐御前は凛とした美声がよく通り、「自分は線が細いから」と心配そうに話していた又紫朗さんの勘解由は、どうしてどうして、野太い声でちゃんと手強い敵役になっていた。松三さんの鬼次郎に緑さんのお京、春之助さんの鳴瀬とそれぞれに熱演で、真摯な舞台。

「棒しばり」は、桂太郎さんの大名に松悟さんの太郎冠者、橋吾さんの太郎冠者。3人とも明朗快活で、その明るさがこの楽しい踊りにピッタリ。

やゑ亮・音蔵コンビの「三社祭」も音幸・貴緑コンビの「関三奴」も、どちらも息がよく合い、見ていて気持ちがよかった。

そして最後は「与話情浮名横櫛」の源氏店の場。これがもう驚きだった。レベルが高い! 好蝶さんのお富は、師匠の時蔵さんの教えを受け、そのよく通る声と美しい風貌は若い頃の福助や今の児太郎を彷彿とさせる。対して橋三郎さんの与三郎は、特に誰にも似ていないのだけれど、風姿がいいだけでなく、名台詞はたっぷりきかせ、安に対してすねて見せるところや、ふてくされたような表情も絶妙。その蝙蝠安は彌風さんで、軽妙で、下卑になりすぎず、凄みもきいていて、滑稽さもほどよい。メガネ曲げの剽軽な番頭は若手には難しいだろうと思うのに、桂太郎さんが好演。橋吾さんの多左衛門も貫禄たっぷり。緑さんのおよしも、武家の女だったお吉とはまったく違う市井の女をちゃんと描いている。と、それぞれにピッタリと役にはまっている上に、全体の調和が素晴らしく、勉強会であることを意識させない。幕が閉まってもそれぞれがそのままの世界で生活しているようなリアリティさえ感じさせた。ここ数年の合同公演では一番良かった舞台のひとつじゃないかなぁ。

… というような感想をアンケート用紙の裏につらつらと書き綴り、大満足で帰宅。今年も楽しかったー!